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欠陥人間の考えたことを綴っていくよ

メンヘラのお医者さん

この記事は読まなくていいです。

 

 

 

 

 

 

メンヘラのお医者さんに行ってきた。実はかなり前から3ヶ月に1回程度の頻度で通ってはいたものの、人と話すのが苦手だし赤の他人にプライベートなことをホイホイ話す気にもなれなかったので、「あ〜ハイ〜大丈夫っすよ〜バイトも大学も行ってますよ〜〜」みたいな感じで形式的に済ませていた。ただ、最近特に鬱っぽい感情やメンタルのヘラりが酷くなってきた感じがあったし、インターネッツで薬をもらって良くなっている人を色々と観測したり、現実で周りに行け行けと言われたりしたので、今回だけは頑張って話してみるか、という感じで行った。

その日は病院に行った後バイトに行く予定を立てていた。起きるのが少し遅くなってしまったし、私はもともと1日に複数の予定が入るのがとても精神的な負担に感じるタイプだし(この記事を書いている時点で、明日はバイト2つハシゴしないといけなくてつらい)、何を話すかもちゃんとメモに書いていったのに、人と話すのが怖くて、緊張で行きの電車から泣きそうだった。

そんなこんなで無事病院に到着、遅刻なので予約した時間より診察が遅くなった。私の行っている病院は、診察券を通すと自動的に整理番号の書かれた紙が発券され、待合室で待つシステムだ。待合室で、話すことのメモを何度も見返して頭に入れた。何分経っただろうか、ようやく自分の番号が呼び出された。

診察をする部屋に入る。担当は、細身の男性で、声が柔らかく穏やかな先生だ。いつもはだいたい向こうから「学校はどうですか」とか「バイトはまだ続けてますか」「困ってることはありませんか」などと訊かれ、部屋にあるパソコンでメモを取られたり、その場で次回の診察の予約をしたりする。そういえば、前回はバイトの直前に予約が入ってしまったので急いでおり、診察を一瞬で終わらせたので、内容なんてほぼ何もなかった。先生ごめんなさい。
今回はバイトは余裕を持って1時間後にし、病院はいつもより30分前に予約をした。私が寝坊して遅刻をしたので、30分手前にずらしたのは全く意味がなかったが。

話すべきことを、話した。

想定内ではあったし、堪らえようと必死で頑張ったが、やはり泣いてしまった。私の話はキーボードで打ち込まれていくが、途中まで話したところで「うーん……」と言って先生の手は止まってしまった。

「ごめんね、申し訳ないですけど、あなたの次に1人診察する方がいるので、その方が終わってからゆっくり話を聞かせてもらってもいいですか」

そう言われて私は部屋から追い出された。顔を見られないようにうつむいて、前髪で涙を隠しながら待合室に戻った。次の方が診察室に入り、しばらくすると出てきて、また私の番号が呼ばれた。

再び診察室に入り、たくさん話をして、やはり泣いてしまって、部屋に用意してあるボックスティッシュを空にする羽目になった。話していると、私自身が欠陥品なのを再認識してしまって、ひどく悲しい気持ちになるのだ。それでも先生は私の話に対して、そういう時はこうしたらいい、こういう風に人に話すといい、と、基本的なことだが様々なアドバイスをくれた。そんな基本的なことが出来ていない自分が醜いし、そんな事も出来ずにどうして生きているんだろう、とも思えるが。

「必要であれば、薬も出します」と言われたので、出してもらうことにした。「とりあえず20錠出しておきます。次回の診察時に様子を見ましょう」と言われたので、従った。次回の診察は少し間隔を短くして、2ヶ月後にしましょうということになり、診察は終わった。

薬はロラゼパムが頓服薬として処方された。そのままバイトへ向かい、バイトの帰りに調剤薬局で薬を出してもらった。

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「不安時にお飲み下さい」と書かれているのがちょっとウケる。20錠あれば大丈夫だと思っていたが、この記事の執筆時点で診察から1週間経たないが、既に20錠のうちの5錠を飲んでしまっている。これ全然足りないんじゃないか。

薬について調べてみると、私のように頓服で服用している人もいれば、一日に2,3回服用している人もいるらしい。依存性もあるそうなので、しんどいなと思ったらすぐ飲んでしまうのは良くない気がしているが、どうにもならないと思ったら割と勢いで飲んでしまっている。以前記事にした、個人輸入した精神安定剤と一緒に飲んでいいものか分からないので、その薬は服用をやめたが、そのせいで余計悪化しているような気がしなくもない。

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ロラゼパムだと、漠然とした死にたい気持ちが飲んでもあまり改善されない気がする。効き方が穏やかなのか、少し楽になれるとはいえ、死にたい気持ちが完全に無くなるわけではない。それに、やっぱり、薬を飲んだからと根本的な問題が解決するわけではないし、私が欠陥品であることに変わりはないのだ。

私は欠陥品。例えるなら、運転席の取り付け位置を間違えて、外見は普通だけど後部座席に後ろ向きに座らないと運転できない車のようなものだ。そもそも私は人間なのか?人間の見た目をした別の生物なんじゃないかとすら思える。人間じゃないから人間と上手くやっていけるはずがない。先生も、欠陥品ちゃんとした人間に戻す方法は知らないみたいだし、やはり一生欠陥品として生きていくしかないんだろう。

人間じゃないなら機械にでもなりたい。機械になれたらいいのにな。どうして人間じゃないのに人間のような心を持ってしまったのかな。負の感情を感じてしまうのかな。とても悲しいし、苦しいし、つらい。

このまま欠陥品として存在しているのもなんだし、今までの自分の人生でやりたかった事はだいだい達成したから、誰かに処分してほしい。強いて言えば、一人暮らしをして毎日趣味やゲームに没頭したかったが、現実の人間は労働しなくてはならないので不可能だろう。処分されるにしても、人間としての痛覚や、「怖い」といった感情があるのがネックだ。衝動的に死にたいと思った時は死に方なんて本当にどうでもよくなるが、どうせ死ぬのなら、暖かくて風が穏やかな誰もいない草原で、美しい夜の星空と夕焼けのグラデーションの下で、流星に見守られながら、少しずつ呼吸や心臓の動きが止まっていって、意識が薄れて、そのまま安らかに眠って、この世を去りたいものだ。まあ、そんなの我侭だし、そんな事ができたら苦労しないんだけどね。以上、欠陥品の感情のメモリダンプでした。

それではさようなら。