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欠陥人間の考えたことを綴っていくよ

1ヶ月前に、とある薬が届いた。

精神安定剤とか、抗不安薬と呼ばれるもので、1-2週間程度で効いてくるらしい。速効性のあるものや頓服として使えるものは輸入が規制され、個人輸入では入手出来なくなったため、選択肢は少なかった。

今の時代、欲しい薬はだいたいネットで買える。病院に行って処方してもらってもいいけど、お金は掛かるし行ってる時間もないし、社会性が皆無のクズなので医者と会話のキャッチボールができない(まず自分の内面的な部分に関して見ず知らずの他人にいきなり話すとか無理やろ)。やはり薬だけ適当に買っておくのが、面倒な手続きとかも無いし、病院に通う必要もないし楽。

もちろん合法的に入手しているし、違法性とかはない。ただし、保険は効かないし、薬の副作用で何かあっても全て自己責任。「ネットで薬を個人輸入して飲んでいる」という字面からして危険っぽいけど。

個人輸入代行のWebサイトには、別件でよくお世話になっており、今回も使わせていただいた(その別件についても、今後、時間があれば書きたい)。商品ページには薬の用法・用量や副作用、併用禁忌薬、有効成分、レビューなどが書いてある。一応、否定的なレビューを重点的に読んだり、薬の名前や有効成分の名前でググったりもしている。

やがて薬が届き、毎晩食後か寝る前に飲むようにした。睡眠薬としての効果もあるらしく、飲んだ後しばらくすると、若干身体が痺れるような感覚がする。特に舌の表側。同時に眠気も来る。この痺れるような感覚や眠気を感じると、今日はもう頑張らなくていいんだよ、と慰められているような気がして少し落ち着く。

この記事を書いている時点で、飲み始めて約1ヶ月が経った。それまではルーチンワークが耐えられなかったり、バイトの予定が詰まっているカレンダーアプリを見ては辛い気持ちになって、3日に1回くらいは泣いていた。それが、今は2週に1回程度で済むようになった気がする。確かに効いているっぽい。ただ、今は夏休み中なので、普段よりは精神的に軽い気持ちなのかもしれないし、来月からどうなるかは不明。

確かに、何もない時に漠然と「なんで生きているんだろう、死にたい」と思って泣いたり、落ち込んだりすることは無くなった。生活の中の楽しいことや、幸せを見つけられるようになった。でも、一定以上のストレスや精神的な負担が掛かると、やっぱり耐えられないくらい苦痛になって、泣いたり落ち込んでしまうことは何回かあった。

薬を飲んだからといって、バイトだらけの今の生活の辛さが無くなる訳ではないし、依存するのもよくない。気持ちが楽になった分、先行きが不安な自分の人生について、見直さないといけないんだと思った。