hg0.hateblo.jp

欠陥人間の考えたことを綴っていくよ

眠剤をODして自殺未遂をした

ここ数日、特に最近の3日分の記憶がほとんどない。

欠陥人間なのですぐにメンタルが終わっていた。安定剤もほとんど切らしていたので、ストックの眠剤を酒で流し込んではつらいことを忘れて、ふわふわした気分になって眠って、つらい気持ちを紛らわせていた。

私は個人的にこれを「ラリパ」(眠剤ラリラリパーティ)と呼んでいる。

手持ちの眠剤、特にハイプロンは副作用の健忘が酷くて、薬を飲んだ前後の記憶がなくなる事が多い。起きてからSNSのログや友人との連絡の履歴を見て、こんなの言った覚えがない……ということがしばしばあった。

毎日のようにラリパを繰り返して耐性がついてきたのか、ここ1週間くらいでどんどん量が増えていった。最初は1錠ですぐラリって、横になってスマホを弄っているうちに幻覚や幻聴に包まれて、気がついたら寝ていたが、次第に2錠、3錠でも眠れなくなって……、眠れなくなる度に追加で眠剤を入れていた。

6月6日の昼くらいに、9%のストロング缶で眠剤を流し込んだようだった。そこからの記憶はほとんどない。自分のメンタル的に仕事が上手く行っていなくて、めちゃくちゃ死にたくて、ドアノブ首吊りでもしようかと考えていたような気がする。

日付が変わって6月7日。SNSのログを見たら、午前1時頃にコンビニに行ってウイスキーや追加のストロング缶を買ってきていたようだった。もちろん、コンビニに行ったことなど、ほとんど記憶に残っていない。多分、そこからまたラリパをしていたと思う。6日から7日にかかて、トータルで20錠以上の眠剤を飲んでいたようだった。

夜中に何度か夢を見て、起きたり寝たりを繰り返した。仕事も出来ないし、突出して見た目もスタイルも良くないし、性別も不詳だし、恋人もいないし、欠陥人間な自分のことが気に入らなかった。自分の事なんてどうでも良かった。朝の8時頃に、またストロング缶で10錠以上の薬を一気に飲んだようだった。人生でやりたい事はもうやり尽くしたし、いつ死んでも良いと思っていた私は、死を決意して「今までありがとう、幸せだったよ」といったメッセージを各所に送りつけていた。

そこから、死んだように眠り続けていた。私の記憶の中では、それ以降は中途覚醒してもラリパはしなかったと思う。心配した友人が何度か電話を掛けてくれたようだったが、眠っていて気づかなかった。昼過ぎから夕方頃に掛かってきた電話でようやく気づいて電話に出たが、相手が何を言っているのかは分からなかった。

その数分後くらいだっただろうか、家のインターホンが鳴った。誰だろうか、と思ってインターホンの画面を覗くと、その友人がいた。突然のことで驚いた。水やコーラを買ってきてくれた。

そこでようやく目が覚めて、一緒にお菓子を食べたり話をしたりした。まだラリ状態だったので色々なところに身体をぶつけたり、レトルトカレーやお菓子を食べようとして盛大にこぼしたりしていた記憶がある。多分、花金の夜の酔っ払いのような状態で、物凄い醜態を晒してしまったと思う。友人との会話の内容はほとんど覚えていないが、恐らくその友人がもっとも伝えたかったであろう核心の部分は幸いにも記憶に残っていた。良い友人がいて、メンタルもフィジカルも救われた。

友人が帰った後、すぐにまた死んだように眠った。次に気が付いた時は翌日の朝だったので、15時間くらい眠っていたのだろうか。夢と現実を混同していて、一人暮らしの自宅ではなく、母親の実家のベッドにいると錯覚していた。自分の家の間取りすら忘れて、起きて居間に行ったら家族に酷く叱られると思った。貧血状態で、生死の境を彷徨って必死に手足を動かしたり、脈が止まりそうになったり、頸動脈が悲鳴を上げていて、ああ、ようやく死ぬのか、と思った。

なんとか起きて、ここが自分の家である事を思い出した。とにかく栄養を摂取しようと思って、ストックしてあったレトルトカレーを食べて、ビタミン剤のサプリメントや野菜ジュースをたくさん飲んで、寝たり起きたりを繰り返した。

ようやく薬が抜けてきて、布団から出ると色々なところに痣や擦り傷ができているのに気がついた。ラリパをした時は、よく夜中にピンボールブロック崩しのように壁にぶつかりながら御手洗いに行ったり追加の酒を飲んだ記憶がうっすらとあるけど、実際にアザや傷を見て、ここまで酷いとは思わなかった。

さて、生死の境を彷徨って、今なんとか生きているけれど、何をして生きたらいいのかわからない。とりあえずシャワーを浴びて、買い物に外に出たら涼しくて、少し気分がすっきりした。けれど、今ですら死にたい気持ちは変わっていないし、きっと私の「死にたい」という気持ちは、生きている間ずっと付き纏う感情だと思う。実際、生きるのに向いていない体質だとも思う。

しかし、自分がこの世から去ろうとしたとき友人は「自分の友人すら救えなかった」と嘆き悲しんでいたようで、そんな思いはさせたくないとも思った。それでも大して仕事もできないし、やりたい事もなくて、どうしようと途方に暮れている。まあ仕事もお金もないけどクレカの枠は残っているので、あと数ヶ月は生きてるかもしれません。なんかラリパ中にノリでクレカの増枠申請をしたら通っていたし、しかももう一枚クレカを契約していたし。

あと東京に来てからメンクリに行ってないのでさっさと行ったほうがいいですね。メンクリのリセマラするのにもメンタルがやられるし、なかなか辛いものがある。行くお金もないし。

来世では美少女に生まれ変わって、歌を歌ったり写真を撮られたりする感じでお金をもらって生きていくか、猫かドールあたりにでもなりたいですね。ドールになれたら一番いいかな。老いて朽ちる事のない永久の身体になって、それこそ孤高の創世といった感じになりたいですね。

それでは、生きているうちにまたお会いしましょう。
さようなら。