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欠陥人間の考えたことを綴っていくよ

眼鏡を作ってもらった

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数ヶ月前からJINSで気になってる眼鏡があった。普段から生活に支障が出るレベルで視力が悪いとかではなかったが、遠くの小さい文字は読みづらかったので少し不便だったし、今後自動車免許を取得するにあたってもネックになるかなと思った(今のところ取る予定はなくなったけど……)。

欲しい眼鏡がなかなか高くて手が出づらく、引っ越しもあるしな……と思ってずっと悩んでいたが、今後いつディスコンになるかわからないし、レンズを交換すればずっと使えるわけで、いざ眼鏡が必要になった際に自分に似合わないやつを買うしか無くなるのは嫌だ……。 そんなわけで今回、初めて眼鏡を買った。

初めての眼鏡屋さんでの視力検査をした。小さい頃、父親が眼鏡を買いに行くのに付いて行って見た記憶があるが、その頃の眼鏡屋さんの視力検査とはだいぶ違っていた。時代は進んでるんだなあ。

まず、視力検査でよくある、ついたてみたいな物体に書かれた「C」みたいな記号を見て「上!」とか「左!」とか答えるものではなく、機械の特殊な画面に表示される平仮名を読むタイプのものだった。大学の健康診断が「C」みたいなやつで、「右か左のどっちかっぽいな……うーん……右!」と答えたら「分からないなら分からないってちゃんと言ってもらわないと困ります(怒)」みたいにキレられた記憶がある。それに比べると平仮名の方が答えのバリエーションが多いし適当に答えることはないのでわかりやすいと思う。ただ、多少ぼやけていても脳が勝手に補正して読めたり読めなかったりするので、どの程度で「わからない」と答えるのがいいのかは結局悩む。

視力測定が終わり、裸眼の両眼での視力は0.6だった。大学の健康診断でも確か0.6だったっけ。0.6だと免許証に「眼鏡等」と書かれるか書かれないかギリギリのところらしい。

次に、同じ視力検査の機械の前に備え付けてある双眼鏡のようなものを覗いて検査する。これがすごくて、検査の担当の方がコンピューターで操作すると、カシャカシャと機械の中のレンズが変わるようになっていた。私が小さい頃に見た父親がやっていた検査では、レンズを外して入れ替えられる、銀色のごつくて丸い検査用の眼鏡を使って、都度手動で入れ替えて物凄く時間が掛かっていた記憶があるので、それと比べたらだいぶ進化したなと思う。

さっきの平仮名とは違って、レンズをカシャカシャ替えていきながら、「記号がはっきり見える点になったら教えてください」とか、丸い点の集合を見て、「このレンズとこのレンズ、どちらがはっきり見えますか?」という質問に答えていく。初めてやったけれど、ほとんどが「どちらがはっきり見えるか?」という質問なので、Cのやつとか平仮名より簡単だった。だいたい15分くらい掛かっただろうか。

検査が終わると、担当の方は言った。「ガチガチの乱視ですね……」

マジか。

生まれて二十何年も自分が乱視だなんて知らなかった。JINSで取り扱っているレンズだと、乱視を矯正するレンズは5段階あるが、右が5、左が4だと適正に見えるレベルと言われた。そんな……。そして近視ではなく遠視気味らしい。

テスト用に、レンズを差し替えられる、ごつくて丸いあの銀色の眼鏡がようやくここで出てきた。まずは適正なレンズを試してみる。確かに遠くの文字ははっきりと読み取れるようになったが、視線や頭を動かすたびにひどく視界が歪んでくらくらした。

「初めての眼鏡ですし、これでしんどそうだなと思ったらもう1段階落とすのがオススメですよ〜」と言われたので、もう1段階低いものと、もう2段階低いものを試してみた。2段階低いものは、くらくらしない分効きがマイルド、という感じだった。せっかく作ってもらうなら……と思って、1段階低いものでお願いした。

検査が終わって、付属のケースを選び、支払いを済ませて加工に移る。加工が終わるまで30分くらい掛かっただろうか。ショッピングモールの中の店舗だったのでぶらぶらして時間を潰した。時間になったので店に戻ると、フレームや鼻にあたる部分の調整をして、納品された。

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かくして、近視・遠視の補正は0で、乱視の補正が1.25とかいう、私だけの眼鏡が出来上がった。眼鏡って繊細なので少し力を加えたら壊れそうだし、レンズにも傷をつけてしまいそうで怖い。デザインも気に入っているし大切に使っていこうと思う。

それではさようなら。